RubyKaigi2022 にオフライン参加しました

ブログを書くまでが RubyKaigi だと聞いたので書いていきます。

久々のリアル参加楽しかった

今年は三重でのオフライン開催ということで、せっかくなので現地に行ってリアル参加してきました(旅行費やチケット代を出してくれた会社にはとても感謝です)。 スポンサーブースの賑わいや、久々に会う方(リアルであまり会うことがなかった会社の人を含め)と話せて楽しかったですね。

そして、個人的には何よりも Ruby のコミュニティを肌で感じることができたのがとても良かったです。 直接発表者の方々と話した訳ではないのですが、Ruby Committers vs The World などで提案された新機能について、一人の参加者として手を上げたりとか一緒に笑ったりとかで、自分もコミュニティに混ざれているんだなという実感が持てました。とても楽しかったし、RubyRuby コミュニティがさらに好きになりました。

Cookpad Code Puzzle for RubyKaigi 2022 が楽しかった

Cookpad Code Puzzle for RubyKaigi 2022という Cookpad さんが用意してくれていた Ruby の Code Puzzle がとても楽しかったです。

最近は関わっているプロダクトの関係から、PHP や Vue を書くことがほとんどで、Ruby は副業でコーチングしているけど自分ではほとんど書かないという状態でした。 Code Puzzle を通して久々に Ruby を書いてとても楽しかったです。自分もまだまだちゃんと Ruby が書ける!という自信になったし、やっぱり Ruby は書いているだけで楽しい。機会を提供してくださった Cookpad さんにはとても感謝しています。ありがとうございます!

自分の課題が見えた

今回の RubyKaigi はオンライン開催も含めると 5 回目の参加なのですが、聞いていて理解できるセッションとできないセッションが明確になってきた気がします。具体的には Ruby を活用する話はある程度わかるけど、Ruby を作る話はほとんどわからない。 Ruby を作る話がわかるようになるためには、低レイヤーや C 言語の知識がより重要になるのかなと感じました。C 言語は触ったことがないので、まずは入門するところから。次回の RubyKaigi までには少しでも知識を身につけて、内容を理解できるようになりたい。 またこの辺の課題は、自分だけの課題じゃないような気もするので、うまく進捗が出せたのであればどこかで知見共有をするのもいいかもしれない。

コントリビューションチャンスを見つけた?

mame さんの error_highlight に関する発表で、実際に mame さんが rack に送ったプルリクエストが紹介されていました。 同じような対応が必要な gem を見つけたら、 mame さんと同じようにプルリクエストを送ってみるのもいいかもしれない。

次回の RubyKaigi 楽しみ

次回の RubyKaigi は2023年5月11日〜13日@松本ということで、何事もなければ次回もオフライン開催!今回の RubyKaigi のエンディングで松田さんが言っていたように、オンラインだとコミュニティとの距離が離れた気がして寂しくなっちゃうので、次回も無事オフラインで開催できると嬉しいですね。

最後に

そもそも自分が RubyKaigi に参加できたのは RubyRuby コミュニティ、 RubyKaigi があるからこそ。RubyKaigi を開催してくださった、オーガナイザー・スタッフの皆さん、発表者の皆さん、Rubyist の皆さん、 Ruby コミュニティの皆さん、スポンサーの皆様、ありがとうございました!

初めて自作 PC を買って組み立てた

初めて自作 PC を買って組み立てたのでその記録。

夏になると自由工作をしたくなるらしく、今年は自作 PC を組み上げてみることに。 せっかくなので、PC ゲームをある程度快適に遊ぶことができたり、WindowsLinux のディアルブートをして遊んでみたりできたらいいなーと思い、それを今回の要件にすることに。 あと家にそんなにスペースがないので、かさばり過ぎない程度の大きさでというのも(重要)。

参加しているもくもく会で自作 PC に詳しい知り合いから色々アドバイスをもらうと、秋葉原ツクモさんがいいよーということだったので、ツクモさんで一式揃えることに。

ツクモさんにて上記の要件と予算(10~15万円程度)を伝えて、 1.5 時間ほど付きっきりで一緒に選定してもらいました(本当にありがたい)。 最終的に購入したものは以下。

購入したものと値段一覧

選定の補足

今回選んだ部品のスペックは、APEX などのゲームがそこそこ遊べて、必要に応じてアップグレードだったり増設ができるもの。 具体的には、PC ゲームをより快適に遊びたくなった場合はグラボと電源をアップグレードし、Linux のディアルブートなどを本当にしたくなったら SSD を増設したりするという感じです(デュアルブートの方法には色々あると思うのですが、より安全で物理的にも分割した構成を試せるこちらのやり方を採用する予定です)。

そこそこのスペックの PC が13万円で揃うんですね...。自作PCすごい。

最終的に組み上がったものがこちら。

LED が虹色に光って楽しい。

組み立てについて

これは、予想していたことなのですがかなり苦戦しました。 ファンの LED 電源って、マザボからではなく、電源本体から給電されるんですね...。よく考えればそれはそう。

幸い部品を破損させたりせず完成させることができましたが、めちゃくちゃ疲れました。

YouTube の初心者向けの組み立て動画や、マザボやケースの名前をキーワードとして検索した時に出てくる組み立て動画がかなり参考になりました。 YouTube と動画投稿主さんありがとう。

感想

当初の狙いでもあったのですが、PC の構成について実際に自分の手で触れながら知れるのはかなり学びが多くていいですね。 CPU って結構カチってはまるんだなあとか、メモリ指すのめちゃくちゃ固えなあとか(あまりそれ知って意味あるのかという学びしか出てこない)。

あとこれは個人差あると思うのですが、組み立てってやっぱり楽しいですね!疲れるんですが終わってみると、あー楽しかったという感覚が湧いてきます(その結果、色々増設したくなってきて困りものですが)。

今回の購入ですっかり自分もツクモさん信者になりました。部品安いし PC 選びめちゃくちゃ親切に教えてくれるし。ツクモさんはいいぞお。

余談

普段 Mac OS の日本語入力に慣れているせいで Windows の日本語入力がやりにくい...(具体的にはスペース左右のキーで日英の入力変換ができるやつ)。 keyswap などのフリーソフトをダウンロードして色々設定してみているんですが、どうも良い感じにはならない(現状使わなさそうなFキーをスペース左右に割り当てて、それぞれでIME有効化・無効化ができるようにしている)。 なにか良い方法がないものか。

予算がいっぱいもらえた時にやってみたい、海外産ノベルティ製作方法のまとめ

会社のブログで公開しようと思ったのですが、タイミングを逃したのでこちらでこっそり公開します。役立つ人には役立つ、(過去の自分とか)海外産ノベルティ製作方法について書いていきます。

これは何?


海外産(中国産)のちょっとユニークなノベルティーを作成したい気持ちになった時に、読むと為になるかも知れないもの。

何を作ったの?

PCスタンドを作成しました。

www.alibaba.com

 

ノベルティをもらってくれた方からの評判も結構良くて、初めてのノベルティ制作にしては成功したと言っていいんじゃないかなと思っています。

かく言う自分も、耐久テストという名目で今でも仕事中に使用しています。私的利用ではなくて耐久テストです。

どうやって作ったの?


ここからが本題になるのですが、どうやって作ったのかということをお話ししていきます。
結論から言うと、中国のECサイトである Alibaba を使用して作成しました。

中国などのECサイトを使用するメリットは、安価で高品質な製品でほぼ間違いなく他社と被らないもの(ここ重要)を作れることです。
ちなみに中国のECサイトを使用しようと思ったきっかけは、ノベルティどうしようか考えている時に、下記のページを見つけたことに始まります。ありがとうございました。
USB Type C 変換コネクタのノベルティの作り方のまとめ

今回は Alibaba を使用しましたが、AliExpress などの他の中国のECサイトを利用しても同様のことができると思います。

どうやって発注したの?


発注の方法は大まかに以下の手順で行います。

  1. 欲しいものを考える
  2. Alibaba でひたすらに探す
  3. 最小ロット数、ロゴを付けれるかなどを生産者に聞く
  4. サンプル品を送ってもらう
  5. サンプルを検査し、満足したら追加の要望も述べつつ本発注

ポイントになるのが 3, 4 です。
3に関しては最初の問い合わせの段階で聞いておくと話がスムーズに進むと思います(最小ロットは問い合わせフォームから入力できます)。参考までに、自分が実際に生産者に送っていた文章を載せておきます。読み返すと酷い英語ですがこのレベルでもなんとかなると言う参考に...

Hello. This is xx. I'm Japanese.
I'm a member of a software company and we gonna exhibit out product in an engineering conference.
We are thinking about buying your product to distribute as a free gift in that conference.
We have some conditions to the gift. One of it is we want to print our logo in the product.
So, my questions is that, can you print my logo on the product?
If so, we want get a sample of your product.

thanks.

 

4 のサンプル品の確認(正確には1個だけ事前に購入して品質を確認)は絶対にやった方がいいと思います。自分たちの場合、2社からサンプル品を送ってもらいその内の1つに決めました。最初に第1候補だと思っていたものが実物を使ってみると使いにくかったりするので、写真じゃわからないことって多いですね。
ロゴの色合いの確認もこのタイミングでできます。

どれくらいかかるの?


お金


気になるであろうお値段について話しておきます。今回のPCスタンドで言うと、一つあたり 約1,000 円で作成できました。ロゴも入れたり色々すると、日本で作った場合(もし作れたら)2000円以上はしそうだなーと思うので結構抑えれたんじゃないかなと思います。

ちなみに、生産費とは別でバカにならないのが輸送費で、PCスタンドが結構重量があったこともありそこそこかかりました。輸送にはDHLを使用したんですが(時間がなくて急ぐ必要があったので)、サンプル品と本発注で以下の通りの値段でした。

  • サンプル: 約8,000円
  • 本発注: 約40,000円

ちょっと高すぎる?と最初は思ったのですが、色々調べてみると大体相場通りのお値段でした。時間に余裕があって輸送手段の選択肢が他にある場合は、もう少し抑えれるかも知れないです。(なので早めに動きましょうと言う学び)

後、仕組みがよくわからないのですが、本発注の時だけ関税で1万円くらい支払う必要がありました。

時間


振り返ってみると、最初に問い合わせをしてからノベルティが届くまで約1ヶ月弱かかりました。生産者とデザインや発送方法について相談している時間だったり、生産にかかる時間や輸送にかかる時間を含めると、早くても大体このくらいの時間がかかってしまう印象です。(なので早めに動きましょうとry)

まとめ


せっかく作るんだったら自分も使いたいと思うようなものを作ろうと思い始めたのが今回のノベルティ制作のきっかけですが、初めての体験でなかなか楽しかったです。